阿部俊子文科相、選択的夫婦別姓「文科省の所掌超える。議論が深まる中で検討」への解説コメント

2025/01/11 08:11



子供自身の意見を尋ねた該当調査は注目すべきものでしょう。元々子供自身にも直接、深くかかる問題だからです。

内閣府「家族の法制に関する世論調査」(大人回答)によれば「夫婦の名字が違う場合、夫婦の間の子供に何か影響が出てくると思うか」との問いでは、あるとの回答が69.0%。夫婦別姓で子供が二人いた場合、それぞれ別姓にすることについて、別姓でも問題なしとする意見は18.8%、同じにすべきは63.5%。夫婦双方とも自分の姓を大切に思うがこその別姓であり、ならば子供の姓で喧噪が起きるのは必至です。

子供の姓に関しては2022年6月に立憲民主党が野党と共同で国会提出した選択的夫婦別姓の民法改正案では、子供の姓については「出生の際に父母の協議で定める」とし、さらに協議で解決しない場合は民法第819条に基づき「家庭裁判所は、父又は母の請求によって、協議に代わる審判をすることができる」としています。

2022年提出の民法改正案について掘り下げ。家裁云々は改正案には書かれてなくて、元々民法の定めで協議でまとまらない時には家裁で審判できるよ、と定められてるだけの話。ごちゃごちゃやん。


【政策解説】立憲民主党は選択的夫婦別姓の実現をめざします 
https://cdp-japan.jp/news/20210707_1758

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