「子の名字、もめる原因に」「選択だから、という発想が間違い」 池谷和子・長崎大准教授 ごまかしの選択的夫婦別姓議論への解説コメント

2025/01/12 07:19



選択的夫婦別姓制度に関して避けて通れないのが子供の姓問題です。

内閣府「家族の法制に関する世論調査」(大人回答)によると「夫婦の姓が違う場合、夫婦の間の子供に何か影響が出てくると思うか」との問いでは、思うとの回答が69.0%。夫婦別姓で子供が二人いた場合、それぞれ別姓にすることについて、問題なしとする意見は18.8%、同じにすべきは63.5%。

子供の姓に関しては2022年6月に立憲民主党が野党と共同で国会提出した選択的夫婦別姓の民法改正案では、子供の姓については「出生の際に父母の協議で定める」とし、さらに協議で解決しない場合は民法第819条に基づき「家庭裁判所は、父又は母の請求によって、協議に代わる審判をすることができる」としています。お互いが自分の姓を大切に思うからこその夫婦別姓であり、子供の姓で喧噪が起きるのは必至です。

これらの話に子供自身はいかなる思いを抱くのでしょうか。

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