シニア世帯の半数以上が「生活が苦しい」と答える現実。老後に受け取れる「厚生年金・国民年金」の平均受給額はいくらかへの解説コメント
2025/01/19 17:53
【不破雷蔵さんのコメント】「厚生労働省の生活意識の調査」とは厚労省「国民生活基礎調査」で、高齢者での「大変苦しい…26.4%」「大変苦しいとやや苦しいを足した苦しい派...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/bYsdIV5QOq
— 140gnews (@140gnews) January 19, 2025
「厚生労働省の生活意識の調査」とは厚労省「国民生活基礎調査」で、高齢者での「大変苦しい…26.4%」「大変苦しいとやや苦しいを足した苦しい派…59.0%」は双方とも記録のある1996年以降最大の値。元々高齢者世帯では全世帯や児童のいる世帯と比べて苦しい派の値が小さくなる=生活が苦しいと考える人が少ない傾向がありましたが、2023年ではほぼ同じ値に。
これはひとえに物価高の影響によるものですが、高齢者世帯は一般世帯と比べ、他の出費は小さくなる一方で、食費は同等、むしろ大きくなる傾向があり、必然的にエンゲル係数(食料費÷消費支出)が高くなる傾向があるからです。物価上昇の中で食費や光熱費は特に大きく値を上げており、家計全体に対する影響も大きなものとなります。また、食費はほぼ毎日発生するため、食料品の値上がりや費やされる食費の上昇を毎日のように自覚させられ、心理的に大きな影響を与える次第です。
そう、高齢者は食費の割合が高くなるので、エンゲル係数は高くなる。そして食費にかかわる商品価格の上昇に対する影響は、普通の世帯よりも大きなものとなるのだよね。
直近では27.8%…エンゲル係数の推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)
https://garbagenews.net/archives/2045697.html
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