医療費を高止まりさせ、自分たちはボロ儲け…最強の圧力団体「日本医師会」の恐ろしい実態への解説コメント

2025/01/29 06:41



厚労省「第24回医療経済実態調査」によると、一般病院の医業利益率(営業利益率に相当)は

令和2年度…-6.9%
3年度…-5.5%
4年度…-6.7%
5年度(推計)…-10.2%

令和3~4年で多少改善されているのは、コロナ報酬特例などによるものです。5年度の悪化はコロナの累計見直し、物価と賃金の上昇によるもの。

一般診療所では

令和2年度…+3.8%
3年度…+7.1%
4年度…+8.3%
5年度(推計)…+7.6%

ですが、コロナ報酬特例などを除外すると3年度は+6.0%、4年度は+6.9%。

経産省「経済産業省企業活動基本調査」で「学術研究、専門・技術サービス業」の営業利益を試算すると+4.7%。医療の特殊専門性を鑑みれば、ボロ儲けとの表現は言語道断、むしろ一般病院には頭が上がらない状態です。

医療業務に関する話ですから、経常利益ではなく医業利益で勘案すべきでしょう。

医業利益率とは病院経営上の経済指標で、医業利益率=(医業収入-医業支出)÷医業収入×100で計算されます。医業支出には医療材料以外に人件費、減価償却費、教育・管理費などが該当します。

雑誌や書籍などの引用の形で作り上げて、話題作りと広告的な集客をするタイプの記事。目を引かせるのが主目的だから、斜め上だの音量ばかりが高いのだの、内容がひどいものが多くて。活動家のアレとあまり変わるところがないわねえ。


第24回医療経済実態調査の補足資料
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001170606.pdf

2023年経済産業省企業活動基本調査
https://www.meti.go.jp/press/2023/01/20240130003/20240130003.html

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