エンゲル係数、43年ぶり高水準への解説コメント

2025/02/07 16:54



本文中の28.3%の値は、二以上世帯の用途分類で計算されたものです。消費支出30万243円に対し食料8万5040円。コロナ禍直前からの動向は次の通り。

2019年…25.7%
2020年…27.5%
2021年…27.2%
2022年…26.6%
2023年…27.8%
2024年…28.3%

食料の具体的項目につき前年比を計算すると

米…+32.6%
 (穀類…+10.3%)
一般外食…+10.3%
他の穀物…+5.3%
菓子類…+5.2%
野菜・海藻…+4.1%

などが大きく増加しており、これが食料を底上げし、結果としてエンゲル係数を引き上げたことがうかがえます。

なおエンゲル係数そのものは2013年あたりから漸増しています。これは元々エンゲル係数が高くなる高齢者世帯や一人暮らし世帯比率の増加、食生活の変容(時短や手間省きのための出来合いモノの利用増加)によるものです。

米や野菜などの値上がりが大きな影響与えてるよね。というか菓子類も結構影響与えてるんだな。

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