「お米が高すぎて家計が厳しいです…」2024年10月の新米入荷で値下がりするはずが、なぜまだ高いのでしょうか?への解説コメント

2025/02/16 17:22



総務省「小売物価統計調査」よりうるち米(コシヒカリ・5キロ)の東京都区部での価格動向は(円)

2023年1月…2319
2023年12月…2386
2024年1月…2440
2024年5月…2490
2024年6月…2561
2024年7月…2683
2024年8月…2871
2024年9月…3285
2024年10月…3787
2024年11月…3985
2024年12月…4018

米はインバウンド需要などで上昇傾向でしたが、昨年夏の米不足報道や、南海トラフ地震臨時情報をきっかけの備蓄品としての需要の高まり(家計調査でも前年比2割前後の増が確認されています)を受けて上昇加速、さらに「概算金」(JAが米を出荷した農家に払う前払金。米の市場価格の基軸)が30%~50%引き上げられた令和6年産米が市場に出回るに連れて急上昇しています。その後の値上がり分は需給バランスの問題によるものです。

まぁ需給バランスが今回の備蓄米放出で雪崩的に回復したとしても、元々「概算金」が上がってるから、大体3500円前後で落ちつくだろうね。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー