【ナゼ】「なぜすぐ対応しないのか。ふざけんな」コメ21万トンが“行方不明”、一部の農家や卸売業者がストックか…続く価格高騰受け(後略) への解説コメント

2025/02/18 07:12



農水省「令和6年産水陸稲の収穫量」によれば令和5年産米収穫量(主食用)は天候不良などを背景に661万トンで前年比-9.1万トンと少なめだったのに加え、インバウンド需要の高まり、そして南海トラフ地震臨時情報の影響で備蓄用としての米の需要が急増し、2024年の夏あたりから米不足感が強まっていたのは周知のとおり。令和6年産は679.2万トンで前年比は+18.2万トン。2年前比でも+9.1万トンですから、収穫量は十分でしたが、令和6年12月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は215.7万トンで前年比-20.6万トンと大幅に減っています。収穫量の増減と合わせれば、消費者需要が変わらなければ38.8万トンがどこかに溜まっていると試算できるわけです。

なお備蓄米の放出量は現時点で21万トンですが「必要に応じてさらに販売量を拡大」されると明言があり、状況次第ではそれ以上に販売される可能性はあります。


農水省「令和6年産水陸稲の収穫量」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/suiriku/r6/syukaku/index.html

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