選択的夫婦別姓に反対するのは「高齢者のウケが悪いから」ではないのか 「慎重な議論」というマジックワードで本音をごまかす政治家たち(古市憲寿)への解説コメント

2025/02/20 07:49



選択的夫婦別姓制度導入・現行制度維持・夫婦同姓制度を維持し旧姓の通称使用を法的拡大の3選択肢を用意し、選択的夫婦別姓の賛否を問う調査では、先日報じられた産経・FNN合同世論調査によると賛成37.5%・反対14.7%・通称拡大45.2%、内閣府「家族の法制に関する世論調査」では賛成28.9%・反対27.0%・通称拡大42.2%。

他方、夫婦別姓となれば子供の姓をどうするかで夫婦の決断が求められるものの、それに関する言及がないのは気になるところです。一部で指摘の通り、子供の姓に関する決定権が結婚判断の材料の一つとして加わりかねません。以前立憲民主党が野党と共同で国会提出した案では、子供の姓は「出生の際に父母の協議で定める」とし、さらに協議で解決しない場合は民法第819条に基づき「家庭裁判所は、父又は母の請求によって、協議に代わる審判をすることができる」としていますが。

ホント、選択的夫婦別姓制度導入に賛成とする意見において、子供どうするの? という話への言及、ほとんどないんだよね。夫婦どちらの姓を選ぶにしても、選ばれなかった親に対する距離感ってのを子供は感じてしまいかねないし。

まぁ、「また社会学者か」で終了案件なのですけどね。あと、コメントにも見られたけど、結婚の前に姓をどうするかで意思疎通をしなきゃならなくて、それで対立して結婚できない・しないってケースも出てくるのでは。


「夫婦別姓選択」賛成派は反対派を上回るが、それ以上に同姓・通称使用の法改正派が多数に(最新)
https://garbagenews.net/archives/2028481.html

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