「今は高すぎて」…“コメ離れ”懸念で葛藤も 備蓄米放出→「5kg3000円が理想」の声 値下がり実感いつ?への解説コメント

2025/02/20 18:16



令和6年米ではJAグループなどが農家から米を集荷する際に生産者に仮払金として支払う「概算金」が30~50%引き上げられています(米の販売見通しが立った時点で、実販売見込み額から経費、そして概算金を引いた額を生産者に追加払いします)。この概算金は米の市場価格にも大きく影響するものですが、この引き上げは光熱動力や肥料をはじめとしたコスト増を反映したものです。

総務省「小売物価統計調査」よりうるち米(コシヒカリ・5キロ)の東京都区部での価格動向を見ると、直近2025年1月では4185円、南海トラフ地震臨時情報や新米が出回る直前の在庫不足などで価格が上がる前の2024年1月では2440円でした。この2440円に概算金の引き上げ分を割合そのままで加えると3172~3660円。投機目的などでの値動きを排除すれば、恐らくこのぐらいの価格が予想されます。


農水省「政府備蓄米の買戻し条件付売渡しについて」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/bichiku_hambai.html

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