テレビや電子レンジの「コンセント」を抜くようにしていますが、これって本当に「節約効果」があるのでしょうか?への解説コメント

2025/03/05 17:16



資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」によると、家庭での消費電力4432kWh/年・世帯に対して待機電力(待機時消費電力)は228kWh/年・世帯となり、比率は5.1%。具体的機器別ではガス温水器、テレビ、エアコン、電話機などの待機電力が大きくなっています。

本文ではコンセントを抜いて待機電力の消費をしないようにガイドしていますが、そのたびにコンセントの抜き差しをしているとコンセント自身の損耗が気になります。震災後の電力不足時に大いに流行った、節電タップを用いてコンセントの抜き差し代わりとすることをお勧めします。

また本文で指摘の通り、常時稼働が前提の電気機器は、待機電力そのものが必要不可欠なものですから、節電からは除外する必要があります。冷蔵庫、ルーター以外に固定電話機なども該当するでしょう。

うちも節電タップは無茶苦茶使ってる。あと、パソコンは節電のためにこまめに消すってのはあまりお勧めできない。省エネの観点ではプラスだけど、ハードディスクの耐久度がごりごり削れるからねえ(ハードディスクは起動時に大きな負荷がかかる)。ただし使っていないのに入れっぱなしだと、負荷がかかりっぱなしになるから…。難しいところ。


第2部 エネルギー動向 第1章 国内エネルギー動向 第2節 部門別エネルギー消費の動向
https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2020html/2-1-2.html

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー