「男は黙れ」「男が産めるの…だけ」新宿フェミ集会波紋、福島氏参加も事務所は取材拒否への解説コメント

2025/03/16 08:22



現行法でも妻側が自身の姓を維持して結婚することは可能です。現行法では夫婦同姓について「婚姻時に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」との表現のみ。男女共同参画局によれば2023年時点で婚姻した夫婦のうち94.5%が夫の姓・5.5%が妻の姓を選択。法的明文はこれだけなので、夫婦間においてどちらの氏を選択するかは法の上では平等です。慣習や夫婦間の力関係で現状結果なら、法整備をしてもさほど大きな変化は生じない可能性もあります。

また国際連合広報センター「ヘイトスピーチを理解する:ヘイトスピーチとは何か」によると、ヘイトスピーチとは「人の内的属性(人種、宗教、ジェンダーなど)に基づいて、ある集団や個人を標的とし、社会の平和をも脅かす可能性のある攻撃的言説を指します」とあります。この定義に従えば、今件で語られた男性に向けた表現の数々はヘイトスピーチであると認識されても不思議ではありません。

「あなたの日常変わらない。幸せな人が増えるだけ」とありますが、現状の選択的夫婦別姓制度では、子供の姓についての問題が放置されているため、子供の幸せが減るかもしれません。

「女性の壁」騒動が思いかえされますねえ。


ヘイトスピーチを理解する:ヘイトスピーチとは何か
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/48162/

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー