備蓄米放出も価格高騰止まらず 2月のコメ「相対取引価格」2万6485円 6か月連続で過去最高値を更新への解説コメント

2025/03/20 08:13



米の相対取引価格とは、JAなどの出荷業者(農家などの生産業者からの買い付け・集荷を行う業者)が、買い付けた米を卸売業者に販売する時の価格を意味します。個人間取引のような少量のものではなく、大量で定期的な取引が期待できるため、ある程度の割引も期待できます。この値は玄米60キロあたりのものについて農水省が調査し、公開されており、米の相場・価値の指標の一つにもなる重要なものです。

なお農水省で発表された該当データ「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等」の最新値によると、全銘柄の平均価格は26485円ですが、数量は168249玄米トン。前年同期における当時の最新米の数量は277152玄米トンでしたので、4割ほど出荷業者から卸売業者に販売されている米の数量が減っている計算になります。

100万トンとかいうレベルの量じゃないし、そもそもまだ現物の引き渡しが始まっていないのだから、2月の時点で価格が下がるわけないじゃん。ってツッコミ誰か入れてあげてよ。これだから「報道」ってやつは。


米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html

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