全国の児童虐待相談、過去最多22万件 23年度、増加傾向続くへの解説コメント

2025/03/25 17:55



詳細は本日付・厚労省「令和5年度福祉行政報告例(児童福祉関係の一部)の概況」。資料には前年の値も掲載されていますが、その限りでは総数が5.0%増加したのに対し、主要区分となる「心理的虐待」「身体的虐待」「保護怠慢・拒否」「性的虐待」の構成比率はほとんど変わりがなく、ほぼ一様に増加していることが伺えます(一応、心理的虐待が5.3%増加でもっとも多いのですが)。

また児童相談所への相談種類ですが養護相談(保護者の問題が生じた子供に関する問題)がもっとも多く30万814件、次いで障害相談(子供の障害に関する問題)が19万7307件、育成相談(子供の性格や行動上の問題、不登校・園問題、学業不振や進路、しつけ・性教育などに関する問題)が4万1456件などとなっています。

この類のは通報事案そのものが増えているのか、通報しやすくなったので今まで隠れていたのが統計に出てくるようになったのか、把握しにくいのが問題だったりする。いずれにせよ、数字として出てくれば状況の分析ができるから、それはよいことではあるのだけど。

しかし対象者の年齢階層別事案を見ると、この年齢でそういうことをする鬼畜な話って本当にあるんだなあ、とため息が、ねえ…。いやもちろん、年齢云々関係なく、しちゃいけないことなんだけど。


令和5年度福祉行政報告例(児童福祉関係の一部)の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/gyousei/232/index.html

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