引き取り手いない遺体4万2千人 23年度、厚労省が初推計への解説コメント

2025/03/28 07:50



該当資料は厚労省「第9回地域共生社会の在り方検討会議」報告書。

令和5年度における引き取り手のないご遺体数は試算で41969人

墓地埋葬法9条に基づく火葬…8694人
行旅死亡人法に基づく火葬…1209人
生活保護法18条2項1号適用…26138人
生活保護法18条2項2号適用…5928人

墓地埋葬法9条…死体の埋葬または火葬を行う者がない時または判明しない時は、死亡地の市町村長がこれを行わなければならない
旅人死亡人法…行旅死亡人(行旅中に死亡し引取者のない者)は死亡地の市区町村が遺体の埋火葬などを行わなければならない
生活保護法18条2項1号…死亡者本人が生活保護受給者
生活保護法18条2項2号…死亡者本人が生活保護受給者ではなく、葬祭を行う扶養義務者がおらず、遺留金品で葬祭を行うに必要な費用を満たすことのできない場合

被保護者関連のケースが多分であることが確認できます。

あくまでも試算であるとはいえ、恐らくは高齢の被保護者事案が多分におよぶってのは、衝撃ではあるわな。。。

厚労省「第9回地域共生社会の在り方検討会議」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56112.html

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