備蓄米14万トン 卸売業者には2%程度2761トンのみ 一方「放出」により3月の「相対取引価格」下がる “コメ騒動”の去年9月以来初下落 農林水産省への解説コメント
2025/04/19 07:16
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— 140gnews (@140gnews) April 18, 2025
備蓄米の流通動向など本文情報詳細は農水省「米に関するマンスリーレポート(令和7年4月)」に。国からJAなどの買受者に引き渡されたのは4071トン。買受者から卸売事業者などに引き渡されたのが2761トンです。それぞれ単価は21352円/60実kg・22402円/60実kgですので、先日農水相の言及の通り、買受者が輸送料など以外の利益は上乗せせずに卸売事業者へ引き渡したことが分かります。また、卸売事業者に渡った備蓄米の引き渡し先ですが、中食・外食事業者が35トン、小売事業者が426トンとなり、合わせて461トンが店頭や店舗に届いたことに。
相対取引価格とはJAなどの集荷・出荷団体と、卸売事業者との間で取引される米の価格。今件備蓄米なら22402円/60実kgの部分が相当しますが、半月ほどの期間における2761トンの数量で相対取引価格全体が下がるのなら、今後さらなる下落が生じることでしょう。
農水省「米に関するマンスリーレポート(令和7年4月)」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
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