名目GDP1000兆円可能、時給5366円の見込みも…15年後の成長シナリオ公表へへの解説コメント

2025/04/21 06:58



提唱されているGDPですが、「名目GDP」は物価変動の影響を受けたもの・「実質GDP」は物価変動の影響を除いて計算されたものを指します。他国との比較の際には名目GDPが、国内の実経済の動向を精査する時には実質GDPがよく使われてます。

内閣府「国民経済計算(GDP統計)」によると直近2024年のGDPは名目で609兆4327億円・実質で557兆4849億円。1000兆円になるとのことですから、名目GDPは現状の1.64倍への成長が試算されていることになります。

なお厚労省「毎月勤労統計調査」によれば直近で名目賃金は一般労働者の平均が37万3099円・実労働時間が156.1時間ですので、時給換算すると2390円。表題の5366円には2.25倍の増加が必要です。試算した名目GDPの1.64倍をそのまま適用すると3920円になります。

実際にどのような試算がされているか、実物を早く見てみたいものです。

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