備蓄米3回目の入札開始…23年産「まっしぐら」や「天のつぶ」など56銘柄10万トンへの解説コメント

2025/04/23 16:36



詳細は農水省「政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る入札公告について」。本文にある通り2023年米(古米)となりますが、これはこれまでの2回の放出で備蓄米のうち2024年米17万トンがすべて落札されてしまったからに他なりません。ちなみに放出開始時には2024年米17万トン・2023年米19万トン・2022年米20万トンなどがあり、21万トンがすでに落札されているので、今回2023年米10万トンが放出されれば、備蓄米で2023年米の残りは5万トンのみとなります。

今後同ペースで備蓄米の放出がされるとなれば、あと3回は実施されることになりますが、1回あたりの放出量が変わらなければ次回以降は2022年米も放出対象となります。

なお売り渡し対象者ですが、「年間の玄米仕入量が5000トン以上の集荷業者」かつ「卸売業者等への販売の計画・契約を有する者」に限定されています。また入札上限も申請者の集荷数量のシェアに基づいて設定されます。基本的に買い戻し期限が設定されていることや、市場への流通が主目的であるため、実績の裏付けが求められるからに他なりません。


政府備蓄米の買戻し条件付売渡しについて
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/bichiku_hambai.html

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