「高額療養費制度」の見直し 患者ら参加する専門委員会で議論へ 今秋までに方針示すへの解説コメント

2025/05/01 17:49



詳細は厚労省「社会保障審議会(医療保険部会)」の第194回分。今後の委員会の進め方については「患者団体・保険者団体等からのヒアリング等を丁寧に実施し、それらを踏まえて、具体的な高額療養費制度の在り方に関して集中的に議論を行う」とのこと。議論を交わす専門委員には、学識経験者の他、保険者・患者などの当事者・医療や診察機関・経済界や労働者それぞれの意見を反映する委員を置くとあります。

以前、医療保険部会で高額療養費制度の在り方について議題に上がった際は、自己負担限度額の引き上げについて、前回見直しから平均給与の伸びが9.5~12%であるのを踏まえ、年収370~770万円で+10%、それ以下の年収では2.7~5%(3段階の区切り有)、それ以上では12.5~15%(2段階の区切り有)とする案でした。大きな反発の後で専門委員会の設置により、どのような方向性が示されるのか気になるところです。


厚労省「社会保障審議会(医療保険部会)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28708.html

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