JAが“備蓄米以外のコメ”供給控えれば価格下がらない!?「JAの供給状況を調査すべき」元農水省官僚が指摘への解説コメント

2025/05/06 08:24



農水省「米に関するマンスリーレポート」などの通り米の流通は 「生産農家」→「集荷・出荷業者(JAなど)」→「卸売業者」→「中食・外食事業者」「小売事業者」→「消費者」の流れ。

農水省側が精査している民間在庫量(500t以上の集荷業者、4000t以上の卸売業者対象。全流通在庫の75%)を見ると、令和6年米の生産量は679万t(前年比+18万t)に対し、出荷段階で159万t(前年比-43万t)、卸売業者による販売段階で46万t(前年比+4万t)のため、昨今の状況は「(精査対象外の中小集荷業者や農家からの直売ルートに回ったことで)大手集荷業者の集荷量が前年に比べ減少」「精査対象外の中小卸売業者からの販売が減少」が要因と推定できます。

なお「概算金」とは最低保障額というよりは仮払金。集荷された米の販売の見通しが立った時点で、販売見込み額から経費や概算金が除かれた額が、生産者に追加払いされます。

JAの供給状態云々ってあるけど、JAは大手集荷・出荷業者なので、農水省に逐次報告する義務対象者なんですけどねえ…。

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