「テスラやBYDの電気自動車、ガソリン税取れない」国民民主・玉木氏、暫定税率廃止主張への解説コメント

2025/05/07 08:20



EV車やハイブリッド車の普及でガソリンの消費が減り、ガソリン税税収の減少が生じてしまうことは物の道理ですが、ガソリン車を使い続ける人だけに、道路整備やインフラの維持に充てられる税金であるガソリン税が課せられる不公平さが生じます。この問題解消のため、2022年あたりからは政府税制調査会などで、走行距離と比して消費されるガソリンにではなく、走行距離そのものを計測してそれに課税する走行距離課税(走行税)の導入が検討されることになりました。

国会図書館「諸外国の自動車関係税」によると、走行距離課税はすでに米国の一部の州で、ドイツでは重量車を対象に、ニュージーランドでも重量車やディーゼル車、EV車を対象に導入されているそうです。また、フランスやイギリスでも導入の検討が始まっているとのこと。米国の場合は自己申告か、GSPなどによる自動課金の2つの方法で走行距離を測定するそうです。

走行距離課税をするのならガソリン税の廃止はしなきゃならないってのが大前提。あるいはニュージーランドのように、重量車やディーゼル車、EV車のみに走行距離課税ってのがいいのかな。無茶苦茶複雑になるけど。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー