「これまでが安すぎた」米の価格高騰に農家の本音は…米不足の中“田植え”にも変化?加工用米から“主食用米”に切り替える農家も 新潟への解説コメント

2025/05/11 08:18



「これまでが安すぎた」ですが。米の市場価格の指標の一つとして「概算金」(生産者から集荷業者に米が渡された時点で支払われる仮払金。集荷された米の販売の見通しが立った時点で、販売見込み額から経費や概算金が除かれた額が、生産者に追加払いされる)があり、この概算金は令和6年産米で前年比4~5割プラスでした(農水省「米に関するマンスリーレポート」)。この概算金の上げ幅は生産者側の燃料費や肥料代の高騰に応じたもので、これを基に総務省「小売物価統計調査」からうるち米(コシヒカリ・5キロ)の(価格上昇前の)2024年1月時点での価格2440円から試算すると、3416~3660円が一つの目安となります。

一方、令和7年産米については先日秋田のJAが概算金を「前年比」プラス43%としたと報じられています。仮にこれをそのまま適用試算すると、4885~5234円が目安として導かれます。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー