コメ価格「決して高くない」 政府備蓄米の効果と評価 JA全中会長への解説コメント

2025/05/14 07:35



一部誤解釈があるようですので注記しますが、農家がJAに米を卸す時に支払われる概算金は、あくまでも仮払金です。JAに収められた米が卸売業者に卸され売り渡された時の価格(相対取引価格)が決まった時点で、 相対取引価格-概算金-流通経費など の金額が追加払い金として農家に支払われます。さらにその支払総額が地域・品目の平均水準より少なかった場合、その差額の9割が補填される「ナラシ対策」も整備されています(農水省「米の概算金と追加払いについて」より)。

また概算金そのものは令和6年産米分については燃料や肥料のコスト高を反映する形で前年比+4~5割となり、これが米価格にも反映される形となっています。また令和7年産米に関してもいくつかの報の限りでは、前年比+4~5割の値の設定がされているようです。

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