「経営持続のための水準」60kg当たりの『仮渡し金』目標2万8000円以上と稲作農家に説明 コメ出荷最大手のJA新潟かがやきへの解説コメント

2025/05/15 06:45



「仮渡し金」は一般には概算金と呼ばれ、JAに収められた米が卸売業者に卸され売り渡された時の価格(相対取引価格)が決まった時点で、 相対取引価格-概算金-流通経費など の金額が追加払い金として農家に支払われます。支払い全額ではありません。

JA全農にいがたの2024年産米(こしひかり)の概算金は前年比+22%の1万7000円(60kg)で、2025年産は3月の時点で+35%の2万3000円でした。それがさらに今回2万8000円以上に引き上げられたとのことで、仮に2万8000円としても前年比は+65%と、前年の上げ幅すら大幅に上回る形となります。

総務省「小売物価統計調査」で2025年2月時点の新潟県のうるち米(コシヒカリ・5キロ)の価格は4136円。概算金の上昇幅をそのまま反映させると、推定市場価格は6824円と試算出来ます。

…と一応試算はしたけど、5キロ7000円近くとか、マジかよという感じ。

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