【コメ価格】いくらなら納得?1.3万人に聞いた本音「子どもに好きなだけ食べてって言いたい」 専門家は「5kg2000円には戻らないだろう」見解示すへの解説コメント
2025/05/19 07:35
【不破雷蔵さんのコメント】コスト削減のための米農家の規模拡大については、農水省「米をめぐる参考資料」内に調査「米の作付規模別60kg当たり生産費」があり、すでに水稲農...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/LJtPmhkzNE
— 140gnews (@140gnews) May 18, 2025
概算金は最低保証金をも意味し、農家からJAに納められた米が卸売業者に卸され売り渡された時の価格(相対取引価格)が決まった時点で、 相対取引価格-概算金-流通経費など の金額が追加払い金として農家に支払われます。そして概算金は、米の生産コストなどを前提に決められ、米の市場販売価格にも大きな影響を与えます。米農家は基本年一のみの収入となるため、収支を不安定にさせないための制度です(支払総額が地域・品目の平均水準より少なかった場合、その差額の9割が補填される「ナラシ対策」もあります)。
消費者にとっては米5キロ当たりの価格は2000円台が希望とのことですが、総務省「小売物価統計調査」で都内のうるち米(コシヒカリ・5キロ)の価格を見ると、例えば2024年1月時点で2440円でしたので、このぐらいの水準を希望していることになりますが、すでに2024年夏の終わりから出回る令和6年産米で概算金が前年比4~5割ですので、コスト高を勘案すると3500円ぐらいが基本水準となります。ただし令和7年産米でもすでに複数の報で、前年比2~4割増との話が出ていますので、これをそのまま考慮すると、4000円台半ばぐらいがコスト考慮の上での適正価格となります。
コスト削減のための米農家の規模拡大については、農水省「米をめぐる参考資料」内に調査「米の作付規模別60kg当たり生産費」があり、すでに水稲農家の作付面積別のコスト実情があり、0.5ha未満と0.5~1.0haの農家で35.8万経営体(全体の64%)を占めますが、それらの生産費は(60kgあたり)
0.5ha未満…27544円(地代2765円、家族労働費8346円、地代や家族労働費以外の生産費16433円)
0.5~1.0…21821円
なものの、規模に連れて生産費は落ち
1~3…17318円
3~5…15041円
5~10…13542円
10~15…12402円
15~20…11321円
20~30…11881円
30~50…11029円
50.0ha以上…10220円(地代789円、家族労働費1009円、地代や家族労働費以外の生産費8422円)
と最大で1/3程度にまで生産コストが削減できることが示されています。大規模な作付け面積を持つ農家は少数で、10.0ha以上を持つ経営体は2.3万経営体(4%)でしかありません。日本で米農家の大規模集約化のためには、そもそも論として水田の集約や米農家そのものの構造改革が必要になるでしょう。
文字量が全然足りないので半分もコメントそのものには載せられなかった…。
農水省「米をめぐる参考資料」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kikaku/kome_siryou.html
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