「JAに放出すべきでなかった」 備蓄米が消費者に届かない本当の理由 「米卸がコメをため込んでいる」という批判に業者は真っ向から反論への解説コメント
2025/05/23 08:10
【不破雷蔵さんのコメント】農水省「政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等報告結果」にある通り、現時点で集荷業者に向けて放出された備蓄米208380tのうち、小売事...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/RrvYF5SzFW
— 140gnews (@140gnews) May 22, 2025
農水省「政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等報告結果」にある通り、現時点で集荷業者に向けて放出された備蓄米208380tのうち、小売事業者には14922t(7.2%)しか届いていません。
国
↓ 208380t(100.0%)
買受者(JAなどの集荷業者)
↓ 54645t(26.2%) 76t(0.04%)
卸売事業者 小売事業者
↓ 7381t(3.5%) 14922t(7.2%)
中食・外食事業者 小売事業者
JAによる出し惜しみ指摘ですが、先日のOHK報「JAに聞いた“価格高騰の背景”」で指摘の通り、未経験の短期間での大量放出であることによるマッチングや事務的処理、「人手不足やトラックドライバーの確保といった物流の課題」がネックとなっていると考えた方が道理は通ります。また元々小売事業者は在庫の備蓄ができず、入荷数のコントロールが難しいのが実情です。
第3回の落札内容はこんな感じなんだけど。
三松 31(0.03%)
KAWACHO RICE 1000(1.00%)
全国農業協同組合連合会 96925(96.8%)
全国主食集荷協同組合連合会 1010(1.01%)
百萬粒 958(0.96%)
佐賀県農業協同組合 240(0.24%)
全国農業協同組合連合会が落札量突出しているのは事実なんだけど、入札に応じた他の組織がそれ以上の量を落札できる余力、あったんですかね? データ上のやり取りだけじゃないんだから。
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