備蓄米放出5キロ2千円へ 随意契約、6月初旬スーパーにへの解説コメント

2025/05/26 13:52



農水省「米に関するマンスリーレポート」によるとすでに備蓄米は31万2296tが落札され、残りは60万t程度ですので、今回の30万tは在庫量の半分を一気に放出する形となります。また、農水省「米の流通安定化に向けた対策パッケージ」によれば現在備蓄米のスーパー店頭価格が税込3500円。これを2000円にするため、流通経路上の経費・利益はそのままとして試算すると(5kgあたり買受者80円、卸売業者633円、小売業者633円)、これまでの平均落札価格2万2477円(60kg)から約1万円に引き下げる必要があります。

随意契約とは一般競争入札のように高値を付けたところに売却するのではなく、規定の価格で注文された量を売却するものです。すでに農水省「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」にありますが、価格は60kgあたり税抜で令和4年産米11010円、令和3年産米10080円としています。

…ただ、流通リソース、足りるのこれ?


農水省「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/bichiku_zuikei/zuikei.html

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