【解説】備蓄米の随意契約 価格は2160円 早ければ6月上旬から店頭に 専門家は課題指摘への解説コメント
2025/05/26 17:55
【不破雷蔵さんのコメント】今回随意契約で放出される備蓄米は玄米の状態。農水省「米に関するマンスリーレポート」の通り、通常の流通米やこれまでの備蓄米は主に卸売業者の段階...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/t60eCfZgpZ
— 140gnews (@140gnews) May 26, 2025
今回随意契約で放出される備蓄米は玄米の状態。農水省「米に関するマンスリーレポート」の通り、通常の流通米やこれまでの備蓄米は主に卸売業者の段階で精米・梱包されましたが、直接国から買い受けた小売業者は玄米のままで梱包して販売するか(玄米のまま食べるか消費者自身が精米)、精米業者に依頼した上で精米としての販売となります。精米の手立てがない地域では販売スタイルに頭を抱えることでしょう。
また一定量の米を取り扱うわけですから、あらかじめ米穀の出荷又は販売の事業を届け出ている、一定規模以上の取り扱い実績がある小売業者(「随意契約による政府備蓄⽶の売渡しについて」によると年間1万t以上の取り扱い実績)のみを対象とするのは当然の話(正しく市場に流通され、それが報告されるかの担保になる)です。
備蓄米は残量が60万tほどですので「(全体としての)コメの価格が安くなり過ぎる」心配は不要だと思われます。
個人的には玄米のまま食べるのが常なのでそれで問題ないんだけど、精米の方がいいと思うのが大部分だろうから、買い受けた小売業者はどうやって差配するか、考えなきゃならないことが沢山あるだろうし、そういうことまでする必要性を考えても大規模小売業者に限るってのは当然の話なんだろうなぁ、と。公平性云々といえば何でも正当化されると思うのかしらね。
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