21年産備蓄米の店頭価格「5キロ1800円程度」 小泉農相が表明への解説コメント
2025/05/28 18:26
【不破雷蔵さんのコメント】農水省「随意契約による政府備蓄米の受渡しについて」によれば、今回随意契約で放出される備蓄米について、その売渡し価格は(60kg、税込) 2...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/7gY1qUlLPg
— 140gnews (@140gnews) May 28, 2025
農水省「随意契約による政府備蓄米の受渡しについて」によれば、今回随意契約で放出される備蓄米について、その売渡し価格は(60kg、税込)
2022年産米…11891円
2021年産米…10886円
と、売渡し価格の時点で1005円の差が出ています。また現時点で公開されている申し入れ業者による申し入れ量ですが
2022年産米…15万2033t
2021年産米…5040t
と、圧倒的に新しい方の2022年産米に集中しています。2021年産米を申し入れしたのは5社のみです。「8月までに消費者に提供される分を申込み」との条件もあることから(この条件ゆえに、業者規模により申込量が違うわけです)、業者側も需要の観点で2021年産米は比較的難しいのではとの判断があるのかもしれません。その点で放出当初の「小売価格が2000円程度/5kg(税別)」からは1割程度値引いた数字を出したのでしょう。
で。備蓄米放出の随意契約の件。大手に集中して不公平だ、偏りがあるとの指摘がありますが(この記事の「専門家の解説」にあったんですよね)、元々「申込数量の上限・下限の制限はない」「8月までに販売を終了する計画の範囲内で買受申請することが基本」が条件なので、大手が大きな数量を申し込むのは当たり前の話でしかないのです。
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