町のコメ店落胆…「最低量10トンなんて、夢のまた夢」“古古古米”の随意契約申し込み開始「どうやって精米を」スーパー困惑への解説コメント

2025/05/31 08:33



30日開始の随意契約による政府備蓄米の受渡しについては農水省「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」に詳細が開示されていますが、買受者の資格の一つにある「精米能力を有する米穀小売店」については、単独ではなく共同購入も許容されています。受け渡しに関するQ&Aでも「共同購入」の概念の一つとして「個々に独立した小売業者が共同で仕入れ」が明記されています。ただし「要件審査の申請書類に代表となる小売業者を明記した上で、共同購入で仕入れる「全ての業者名」およびそれらの定款を合わせて提出」ことが求められています。

ただし国から納品の際には10t・12tトラックで一度の引き渡しとなるため、「複数個所での荷下ろしはできません」とも説明されています。少なくとも10tを保全できる場所の確保が必要になります。個人事業のような小規模な米穀小売店は単独での随意契約の参加は難しいのではないでしょうか。

というか元々そのような規模の事業者は今回の契約では求められていないんだからしょうがないのでは、というのが率直な感想。報告義務とか結構あるんだけど、そういう事務処理とか大変なんだし。

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