コメ価格急騰は「正直うれしい」「農家からすれば今までずっとコメ離れ。今さら感がすごい」備蓄米投入で話題の“米騒動”生産者の本音への解説コメント

2025/06/01 18:37



国側が指定した通り、放出された随意契約の政府備蓄米が市場で税込2000円強(一連の米価格高騰前の水準並み)で販売され始まったことで、すべての流通米がこの価格に戻るとの錯覚がありますが。JAなどの集荷業者が令和6年産米で農家に支払った概算金(前払金・最低保証金)が、コスト急騰を反映する形で前年比4~5割増でしたので、これを高騰前の水準にかけ合わせると3500円ぐらいが妥当な線となり、本文中の要望とほぼ一致します。

一方、現状の小売価格の高騰の大きな要因は、集荷業者以外に流通した米(集荷業者より高値で買い取りをするためか前年と比べ大幅に増加しています)などが、業者間の直接取引により高騰している点にあります。農水省「マンスリーレポート」によると、例えば青森まっしぐらは2024年4月時点でのスポット価格(60kg、税別)は20606円でしたが、2025年4月では47264円にまで上昇しています。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー