小泉農相、備蓄米再放出に意欲への解説コメント

2025/06/01 18:37



農水省「米をめぐる参考資料」などによれば今回の随意契約による政府備蓄米の放出で、残りは令和3年産が10万t、令和2年産が21万tほどになるはずです。令和2年産は在庫中の最古のものとなるため、品質の観点で論議が生じるかもしれませんが、現状を見る限りでは需要は多分にあるでしょう。

他方、一部で備蓄米の在庫について危惧する声がありますが、農水省「米の流通安定化に向けた対策パッケージ」によれば、7年産米の備蓄米は買い入れの中止を決定している一方、備蓄水準低下の懸念に関してはすでに

非常時には、食料供給困難事態法基本方針の考え方の下、政府備蓄米で対応してもなお国民が最低限度必要とする食料の供給が確保されない場合には、国が保有するミニマム・アクセス米を活用

と明言されています。農水省「米をめぐる参考資料」によると令和6年度でミニマム・アクセス米は76.7万玄米tが輸入されています。

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