【速報】備蓄米「買いたい」「買いたくない」ともに48%で拮抗 JNN世論調査への解説コメント

2025/06/02 08:22



農水省「スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ全国)」によるとスーパーでの直近5/12週における銘柄米のみの販売価格は4469円。比較すると価格は半分以下で、この価格水準は米価格の大きな変動が生じるきっかけの2024年8月の南海トラフ地震臨時情報発表前の水準である2000円台半ばすら下回ります。総務省「小売物価統計調査」で東京都区部におけるうるち米・コシヒカリ以外5kgの価格が2000円台だった直近は2022年9月の2061円でした。

他方、今回の随意契約で放出された備蓄米は2021年産の古古古米と2022年産の古古米で、直前まで玄米の状態で専用の保全倉庫で保管されていたものの、品質そのものの劣化は否めず、その点で購入を躊躇してしまう、あるいは米購入時に選択肢から外す人も多いのではないでしょうか。

なお今記事では調査方法を詳細まで明記しています。その点は高く評価したいところです。

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