「JAは供給量を絞る可能性が高い」 備蓄米放出でもコメ全体の値段が下がらない理由 小泉進次郎氏の農水相就任に叔父は「予感が当たっちゃった」と歓喜への解説コメント
2025/06/06 17:54
【不破雷蔵さんのコメント】農水省「米の概算金と追加払いについて」で詳しく説明されていますが、米農家にJAなどの集荷業者が支払う「概算金」は、あくまでも前払金であり最低...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/jl1QSpYPNm
— 140gnews (@140gnews) June 6, 2025
農水省「米の概算金と追加払いについて」で詳しく説明されていますが、米農家にJAなどの集荷業者が支払う「概算金」は、あくまでも前払金であり最低保証金に過ぎません。集荷業者は受け取った米を卸売業者に販売する見通しが立った時点で(この価格が相対取引価格)、この販売見込み額から経費や概算金を除いた額を生産者に追加払いする仕組みです。概算金が買入価格そのものではないことに注意が必要です。
また農水省「米に関するマンスリーレポート」によれば令和6年産米の流通について、概算金と比べて集荷業者以外の業者が提示する買取価格が高かったことから、集荷業者への出荷が減り、前年比-31万tの299万tとなった一方、集荷業者以外の業者には前年比+44万tの237万tもの出荷があり、さらに後者の業者間による直接取引で米取引価格が急騰した実情もあります。
文字数足りんかったけど、「随意契約方式」で「今回の随意契約の場合は安く売るので国庫の利益とはなりません。たまたま備蓄米を購入できた国民は利益を得るものの、そうではない国民はまったくメリットがない」との指摘があるけど、備蓄米放出はそもそも国庫の利益が目的ではないし、備蓄米を購入できない人が利益得られない云々ってのも的外れな話でしかなく。
また、概算金の仕組みちゃんと理解していれば、「高米価を維持したいJAは供給量を絞る可能性が高い」という話は出てこないはずなんだけどねえ。
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