供給心許ない備蓄米、売り出しも消費者に値下がり実感なし 「変化感じない」への解説コメント

2025/06/10 08:22



随意契約による政府備蓄米の放出は、大手小売業者向けのが30万t、米穀小売店や中小小売業者向けのが8万tで計39万t。しかも卸売業者を通していないため、玄米のままで提供されており、小売業者にしても米穀小売店や中小小売業者にしても、精米加工して袋詰めの作業が求められます。全量を即時店頭に並べるのは不可能。

それに対し農水省「米をめぐる参考資料」によると主食用米の需要は年間705万t。6%足らずでしかなく、「供給心許ない」と指摘されても仕方がないのが実情でしょう。

正直なところ、随意契約の方の備蓄米は呼び水的な役割が大きいからねえ。

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