もはや“主食”とはいえないのになぜ固執?「令和のコメ騒動」がこれほどまでに長期化している3つの理由への解説コメント

2025/06/18 07:43



総務省「家計調査」のデータで内食向けの食材への支出金額の限りでは、すでに2010年あたりで米はパンに抜かれており、2022年では麺類にすら抜かれています(総世帯、月当たり金額)。

一方、食生活は中食や外食が多用されるスタイルにシフトしていますが、家計調査でも中食や外食向けの食品において、米やパン類、麺類のような主食を用いるものとして

・米類…おにぎり・その他、すし(弁当)、すし(外食)
・パン類…調理パン、ハンバーガー(外食)
・麺類…日本そば・うどん(外食)、中華そば(外食)、他の麺類外食

が該当します。内食以外にこれら中食・外食としての支出を見ると、米類は漸減し、パン類と麺類は漸増していますが、現状でもまだ米類がもっとも多く、パン類が続き、麺類がその後を行く状況に変わりはありません。2023年時点で総世帯では月あたり米類が3966円、パン類が3158円、麺類が2723円となります。

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