備蓄米、給食事業者や外食業者などにも放出への解説コメント

2025/06/19 08:06



農水省「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」によれば2021年産の備蓄米12万tに対する随意契約に関して、6月18日17時時点で大手の小売業者27084t、中小の小売業者1520t、精米能力を有する米穀小売店3928tで、計3万2532tの申込数量が確定。書類審査が済んでいない申し込みはまだあると思われますが、放出12万tに対しては27%程度にとどまっています。

現時点で農水省上に、売渡対象に「学校給食などに携わる給食事業者や外食業者なども加える」との話は確認できませんが、20日10時から受付を始める以上、本日中に詳細が公開されることでしょう。

一方、すでに現時点で市場の精米能力は一杯一杯の状態で、果たして給食事業者や外食業者が自前で精米化するリソースを保有しているのか、疑問です。この観点で考えると、先行放出分の規制「8月末までに消費者に供給する」を撤廃する可能性はあります。

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