セブン-イレブンが「備蓄米」3000トン分を申請 7月下旬から弁当で使用へ…ファミマ、ローソンも申請予定への解説コメント

2025/06/21 07:50



詳細は農水省「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」。20日に受付を開始したのは2021年産米12万t分で、買受者は外食事業者・中食事業者・給食事業者。申込最低量は10tで上限はありませんが、8月までに商品を顧客へ提供できる分との取り決めがあります。

これまでの随意契約では消費者に直接商品としての米を届ける小売業者や米穀小売店を対象としていたため、買受した備蓄米は精米か玄米の形でのみの販売しか許されていませんでした(おにぎりなどの加工品は不可)。今回は外食事業者のように、加工調理した食品の提供を前提とする業種の買受者であり、何らかの形で加工調理した上で不特定多数の人に提供するよう定めています。よって、販売店に調理した弁当を提供するような事業者は対象外となります。

なお「8月末までに提出した計画通りに適切に使用ができない場合、指導経過の公表を講じることがある」と明記されています。また20日17時時点で111社(外食26社、中食30社、給食55社)、約1万3000tの申請があるとのことです。

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