小泉農相が踏み込んだJAのコメ「概算金」廃止要請 生産者は“買いたたき”懸念「価格下げるだけでなく、農家に寄り添って」への解説コメント
2025/06/22 07:58
【不破雷蔵さんのコメント】農水省「米の概算金と追加払いについて」に説明がありますが、概算金の制度を持つJAなどの集荷業者は販売委託業者的な役割があります。概算金は生産...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/0OPcZY8hpL
— 140gnews (@140gnews) June 21, 2025
農水省「米の概算金と追加払いについて」に説明がありますが、概算金の制度を持つJAなどの集荷業者は販売委託業者的な役割があります。概算金は生産者の出荷の際に支払う仮渡金で、最低保障額でもあります。これは原則県単位で全農県本部・経済連が決定し、米を受け取った全農県本部・経済連は卸売業者への販売の見通しが立った時点で、この販売見込み額から経費や概算金を除いた額を生産者に追加払いしています。また、販売委託的なものであることから(特殊な場合を除き)生産者の受け渡す米はすべて引取る形です。
概算金を廃して一括買取となると、JAなどの集荷業者は販売委託の役割が無くなり、他の中継業者と同じ立ち位置となります。昨今の集荷業者以外へ渡った米が高値でやり取りされたのと同様に、高値で買い取りされますが、当然市場価格も引き上げられますし、需給バランス次第では大幅に買い叩かれる、さらには買取されないこともありえます。
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