コメ価格、先安観強まる 備蓄米効果で指数の下落幅最大への解説コメント

2025/07/04 13:32



詳細は米穀安定供給確保支援機構「DI調査(米取引関係者の判断に関する調査)」。需給動向のDI(アンケート回答者の判断や方向性を指数化したもの)は(カッコ内は前月比)

主食用米の需要
 現状判断DI 52(-36)
 見通し判断DI 43(-30)
主食用米の米価水準
 現状判断DI 83(-10)
 見通し判断DI 35(-24)

と大幅に下落。判断の際に米取引関係者が挙げた理由としては

主食用米の需要
 米穀調達状況…55%
 国内在庫水準…30%

主食用米の米価水準
 国の政策…49%
 米穀調達状況…26%
 国内在庫水準…18%

など。少なくとも米取引関係者の間では、需給の観点で米不足感は縮小し、一連の施策が大きな影響を与えたと判断されているようだ。随意契約の備蓄米の販売は8月末まで。その頃には新米が市場に並びはじめるが、「全体の平均としての」米価水準は再び上昇することだろう。


米穀安定供給確保支援機構「DI調査(米取引関係者の判断に関する調査)」
https://www.komenet.jp/data/jishuchousa/dichosa/

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