深刻化するドライバー不足で“置き配”が標準化!?課題の“再配達率”削減へ 街からは歓迎と不安の声「盗難が怖い…」への解説コメント

2025/07/06 18:14



「置き配が標準化」だが、国土交通省「ラストマイル配送の効率化等に向けた検討会」の資料によると、宅配で「置き配」を受け取り方法の一つとしてルール化し、業者の取り組みの後押しをするのが目的。現状では貨物自動車運送事業法に基づく標準宅配便運送約款にて、現在置き配の取扱に関する記載がない。ここに置き配の記述を加えることで、宅配業者の約款などでも置き配を記述して制度を導入しやすいようにするというもの。例えばヤマト運輸ではすでに置き配を制度化する記述を約款に取り入れ、置き配サービスを導入している。

つまり、(未導入の)業者が置き配を制度として導入しやすいようにするための施策であって、「置き配を強要される」「置き配しか選択肢がなくなる」わけではない。

なお再配達率は2021年10月期の10.9%をピークに漸減しているが、取扱数そのものが増加しているため、再配達数はさほど減少していないのが実情である。

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