物価上昇は先進国トップクラスに…エンゲル係数が示す“貧困化” 【数字でわかる今の日本】への解説コメント

2025/07/10 16:52



総務省「家計調査」によると二人以上世帯におけるエンゲル係数は用途分類で28.3%。最近の動向を見ると

2000年 23.3%
2010年 23.3%
2015年 25.0%
2020年 27.5%
2021年 27.2%
2022年 26.6%
2023年 27.8%
2024年 28.3%

と2015年あたりから増加をはじめ、2020年において大きく増加、その後も中食・内食の浸透で増加が続いている。

エンゲル係数は食生活の急速な変化、具体的には中食化の進行と、高値をつけやすい高齢者世帯の比率増加の相乗効果により、増加の傾向にある。またエンゲル係数が提唱された当時は、食事が単なる生活に必要不可欠な行動以上のものではなかったかもしれないが、現在では嗜好性が多分に反映されるものとなっており、前提そのものが覆されている(つまりエンゲル係数が高い=貧困とは言い切れない)ことを補足しておく。

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