2029年までに全国平均で最低賃金が「1500円」に引き上げられるって本当?実際に賃金は上がっているの?への解説コメント

2025/07/31 17:55



全国平均で時給1500円とあるが、単純平均ではなく厚労省で発表されている全国の加重平均額(各地域の適用労働者数を基に計算)を意味する。人口の少ない地域では賃金水準や物価水準も低い傾向があるが、その分、適用労働者数も少ないため、平均額に与える影響も少なくなる。単純に「全国平均で時給1500円」を果たすだけなら、適用労働者数の多い地域の時給水準の引き上げに注力することで、達成ハードルは低くなる。

なお1500円とする理由は、2012年に米国の労働組合などで始まった運動「Fight for $15」(時給15ドル獲得のための戦い)にあやかる形で1500円としたもの。日本でも市民運動・労働運動が起きており、それに伴い一部組織では「全地域で一律時給1500円」を求めている。平均にしないのは「地方の方が物価は安いが交通費がかかるから」が理由だとしている(全労連公式サイト)。

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