店頭で販売始まった新米、昨年より1・6倍の高値…JA「概算金」大幅引き上げで高止まり予想への解説コメント

2025/08/25 17:01



概算金の引き上げが米高騰の主要因に読める解説だが、農水省「検証のために行った追加調査等の結果」や「小売価格の上昇の背景」によれば、2024年産米の小売価格の高騰は、JAなどの集荷業者以外の民間業者が通常よりも大量に生産者から直接、概算金よりも高値で買い取りをしたのが大きな原因(集荷業者は前年比-31万tの299万t、集荷業者以外の民間業者は+44万tの237万t)。「集荷業者から大ロットで契約して購入していた卸売業者・実需者は、不足分を他の民間事業者から、小ロットで比較的高い価格で入手」することとなった(民間業者経由の米は業者間取引などを経て、集荷業者経由と比べ2倍前後の高値がついている。相対価格は約2.5万円/60kg、業者間取引価格は4.5~5.0万円/60kg)。仮に概算金が引き上げれていなければ2024年産米同様に民間業者へ多数が流れ、現状以上の価格帯となるのは容易に想像ができる。

概算金の上昇叩きの報道が相次いでるけど、2024年産米の高騰の主要因は、概算金よりも高値を提示した民間業者へ多数の米が流れて、集荷業者経由でいつものように取得しきれなかった消費サイドが確保のために、業者間取引で大きく値を上げた米を買わなきゃならなくなったのが主な原因なわけで(無論、元々コスト反映のための値上げ分はある)。概算金引き上げてなければ、2024年産米以上に民間業者に米が流れて、金融商品のようにもてあそばれる形で値が釣り上がって、さらにひどいことになるのは容易に想像ができる…ってこれ、アレだな。先の金融恐慌の時に、株式市場が低迷しすぎるんで投資資金が商品先物市場になだれ込んでキャパオーバーして思いっきり値がつり上がって、商品価格が高騰した図式と、ほんのちょっとだけ似てるな。

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2026 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー