60歳で「貯蓄3000万円」という両親。同世代の「平均・中央値」と比べて多いですか? 老後に“安心できる資産額”とはへの解説コメント

2025/09/12 15:27



少々古い資料ではあるが内閣府「経済白書 平成21年度 年次経済財政報告」によると、社会保障制度と家計貯蓄に関する勘案として、年金に対する信頼感が高い国ほど高齢化要因を調整した貯蓄率は低いとしている。年金に頼れる安心感が強いほど、自前の貯蓄で生活費を補完する必要性が薄れるため、貯蓄率が低くなるという構造である。また国内に限れば、老後の生活不安や年金に対する不安、医療制度への不安が貯蓄率を引き上げているとしている。

なお金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査」によると2人以上世帯における金融資産保有額別「老後の生活の心配度合い」について「それほど心配していない」と回答した人の割合は次の通り。

非保有 12.9%
100万円未満 10.3%
100~200万円未満 9.0%
200~300万円未満 9.2%
300~400万円未満 7.6%
400~500万円未満 13.5%
500~700万円未満 16.0%
700~1,000万円未満 15.2%
1000~1500万円未満 19.7%
1500~2000万円未満 24.9%
2000~3000万円未満 31.5%
3000万以上 52.1%

3000万円以上でも半数強しか心配していない。


内閣府「経済白書 平成21年度 年次経済財政報告」
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je09/09b03030.html

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