国から「働くな」と言われているみたいだ…年金繰下げ受給を検討する65歳夫婦、年金事務所で知った「まさかの事実」に絶望【CFPの助言】への解説コメント

2025/09/26 07:03



在職老齢年金制度について「高齢者の労働の足かせとなるものだ」と否定する話だが、元々日本の公的年金は老後の生活費を支えるものではなく、貯金のような積立方式でもなく(賦課方式、世代間扶養)、「現役世代の手取りの数割(所得代替率、現在では6割台)を補完する」保険的な役割を持つ制度である。保険の中でも、基本的に損害を被った額が補償上限で、複数加入していた場合は受取合計額が上限額を超えた場合、その分給付されないこともある火災保険のようなもの。

制度で支給停止された年金は、損をしたのではなく、その分の年金の受給資格が無くなったまででしかない。また就業対価が減らされたわけでもない。「損をする」との思いが強いように思える(記事で主張される)のは、公的年金制度が積立式だとの誤認も一因だと思われる。実際に積立式を採用しているのは、シンガポールなど一部の国のみである。

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