コメ価格見通し、先高観が優勢 2カ月連続、新米獲得競争が激化への解説コメント

2025/10/06 15:35



詳細は米穀機構米ネット「DI調査(米取引関係者の判断に関する調査)」。本文中で言及されている該当項目は「国内の主食用米の”向こう3か月の米価水準”について、”現時点と比較”してどうなると考えていますか」との問いへの答えによるもの。例えば全員が同程度と考えれば50になる。DIの変化は認識上の上昇度合い・下落度合いを表すわけではないのに注意が必要。

肝心のDIだが

2025年5月 59
 6月 35
 7月 46
 8月 69
 9月 57

と推移。随意契約の政府備蓄米が市場に出回りはじめた6月で下げたが、それ以降は戻し、8月には当初の備蓄米販売終了と新米が出回り始める8月に50を超え、9月は落ちた状態。この回答をした判断理由としては「米穀の調達状況」が51%ともっとも多く、次いで「国内の在庫水準」23%となっており、少なくとも取引関係者の間では新米の在庫は十分との認識のようだ。

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