コメ高騰の犯人は「JA」でも「卸」でもない…「令和のコメ騒動」で価格を吊り上げていた"真犯人"の正体への解説コメント

2025/10/17 07:41



令和6年産の各場面での取引量の裏付けだが、全農の取引量179万t・前年208万tからは30万t減少については、3月25日のJA全農臨時総代会での発表で確認できる。それ以外の値は農水省「検証のために行った追加調査等の結果について」で全数が確認可能。

それによると

生産量 679万t
 →自家消費等 60万t
 →在庫量 33万t
 →出荷量 586万t

出荷量586万t
 →JAなどの集荷業者宛 291万t
 →民間業者 295万t

JAなどの集荷業者宛 291万t
 →全農 179万t
 →個別JAなど 112万t

などとなる。

「自家消費・在庫となっている分が約95万トン」とあるのは、自家消費等の60万tと在庫量33万tの合算だろう。これらは数字の上では生産者の手元にあることになる。


JA全農事業ビジョン2030決定 25年度 米集荷が最大の課題 全農
https://www.jacom.or.jp/noukyo/news/2025/03/250325-80426.php

農水省「検証のために行った追加調査等の結果について」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html

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