「物価高対策の中で後押し」鈴木農水相が“おこめ券”導入に意欲 「備蓄米放出よりもスピーディー」への解説コメント

2025/10/25 07:31



該当発言は農水省の「鈴木農林水産大臣記者会見概要」(10月24日)で確認できるが、記者側の「米価格にコミットしないとのことだが、米価格の高値を維持した上で乗対策なのか」

記者
「お米券の配付などの考えも示されていますが、価格にコミットしないという承知をした上で、生産者のためにも、再生産可能な価格というところで、ある程度米の高値を保ったほうがいいという考えでしょうか」

大臣
「(前略)現在の物価高騰への対応等として、21日に高市総理大臣より経済対策の指示が出たところであります。具体的には、足元の物価高に対しては、総理指示で示された、重点支援地方交付金により、地域のニーズにきめ細かく対応していくこととなっています。私がお米券について発言したものは、必要な地域において、すでに重点支援(地方)交付金で対応しているところもある訳なので、そうした地域をこれからも物価高対策の中で後押ししていくという趣旨で申し上げたものであります(後略)」

である。経済対策の指示が総理からあり、農水省の領域範疇の中での施策としての話でしかない。一部で誤解が生じているが、国全体の物価高騰対策としてお米券だけですべてが解決するとの認識ではない。


鈴木農林水産大臣就任記者会見概要
https://www.maff.go.jp/j/press-conf/251022.html

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