立民議員、高市氏演説時のヤジを絶賛「このヤジを放った議員は国民代表として称賛されるべき」への解説コメント

2025/10/25 18:32



参議院内データベースに記録があるが、令和元年11月21日に熊谷裕人議員から「国務大臣のやじに関する質問主意書」なる意見書が提出され、それに対し内閣側の答弁書では

国会の両議院の院内における発言の在り方については、国会の運営に関することであり、政府としてお答えする立場にない。なお、憲法第五十一条は、両議院の議員が、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問われないことを定めたものである。

とあり、国務大臣も含め議院内で「品格のないやじを飛ばす」ことは院外で責任を問われないとの判断が下されている。なお日本国憲法第五十一条は「両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない」(院外免責特権)とするもの。

今回問題の高市首相の所信表明演説に対するヤジについても、院外での責任は問われないとの解釈で間違いない。ただし文面通りならば、院内での責任は問われ得るし(国会議員には規則や紀律に従う義務がある)、院内での行為について多様な意見を受け、評価判断材料とされるのも当然の話である。


第200回国会(臨時会)答弁書 内閣参質二〇〇第六七号 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/200/touh/t200067.htm

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