「コメ価格、急激に安くなることは難しい」JAグループ福岡 卸売業者に販売する”相対取引価格”が昨年度の146%にへの解説コメント

2026/01/07 07:30



米の流通は一般的に

生産者→(集)出荷業者→卸売業者→小売→消費者

との流れとなるが、生産者と出荷業者との間では事前に一定量の買い付け保証付き契約がされており、その保証金が概算金。ところがその概算金以上の高値で生産者からスポット購入を行う民間業者が多々現れ、出荷業者側も概算金の引き上げをしなければならなくなったのが昨今の米市場の状況(農水省「小売価格の上昇の背景」)。民間業者側手では業者間取引も含め、卸売業者や小売業者に向けて、出荷業者ルートの2倍前後の価格で取引するため、市場価格も跳ね上がることになる(2024年産米では相対価格が約25000円/60キロだったのが、民間業者間の取引価格は45000~50000円/60キロ)。

また「民間在庫」とは出荷業者と卸売業者の在庫の合算値だが、329万tは2024年の259万tよりははるかに多いが、2023年の303万tとくらべるとやや多い程度で、2022年の329万tとはほぼ同じである。

米もまたナマモノ的な食品だからってのもあるし、保管にもコストがかかるので、だぶついたまま放置するってわけにもいかない。これから直近での市場の動きは出てくるだろうけど、現場で見る限りではすでに小売市場のだぶつきは生じているし、何なら値引きの動きも出ている(5キロ袋で100円単位だけどね)。家計調査なり米穀安定供給確保支援機構の調査で消費者の消費量の減退が明らかになれば、値下げ競争的な動きも出て来るんじゃないかなあ。次の新米が出てくるまで半年ちょっとしかないし。

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